フランスでの結婚手続き①

フランス人と日本人の国際結婚の多さに驚くことがあります。自分も例外ではありませんが、頻繁に日仏カップルの結婚の話を耳にします。
そして皆様、本当に結婚手続きや滞在許可証の手続きに奮闘されています。
と、言いますのもフランスでは日本と違って市長に婚姻の宣誓を行うことで、婚姻が成立します。そのため、その宣誓式に向けてある程度のスケジュールを調整する必要があり、また提出書類も多数あるためだと思われます。

「いったいどの情報が正しいの?」

「あの人は違うこと言っていたし・・・」

「あの人はこの書類必要なかったらしいんだけど・・・」

そう。フランスでの結婚手続き及び滞在許可証の申請はとにかく時間がかかる上に、必要書類や手続きは諸説紛紛としていて分りずらいという声をよく聞きます。そこで、私の場合の手続きフローについて少しずつ書いていこうと思います。ここで注意しなければならないのは、フランスでは常にルールが変わること、すでに手続きが完了した誰かのやり方が正しいとは限らないことです。その点に留意して、ご参考になさって下さい。

【日本在住の日本人がフランス在住のフランス人とフランスで婚姻を行う場合(初婚)】
※日本ですること
まず、婚姻を行う役所に必要書類のリストをもらいます。ホームページ上に記載されている場合もあります。そして、日本の役所で以下の書類を用意します。

  1. 戸籍謄本
  2. 改製原戸籍 *戸籍がコンピュータ化により、改製原戸籍で結婚歴の有無を確認。

この2点の書類を外務省 領事局領事サービス室証明班へ持って行き、アポスティーユを付与してもらいます。郵便でのやり取りもかのうですが、自分で持参すると翌営業日には受取が可能です。

フランスへは観光客としてビザなし90日滞在の身分で入国。

※フランスでまず初めにすること
婚姻を行う地域管轄の日本大使館、または領事館へ以下の書類を申請します。

  1. 出生証明書(EXTRAIT D’ACTE DE NAISSANCE
  2. 独身証明書(CERTIFICAT DE CELIBAT
  3. 慣習証明書(CERTIFICAT DE COUTUME

申請は大使館もしくは領事館の窓口で行うか、遠方の場合は郵便でのやり取りも可能です。郵便の場合は日本で言う配達記録のようなしっかりと追跡が出来る類の郵送方法を選択して下さい。
申請方法については、直接管轄の大使館/領事館に問い合わせるのが確実でしょう。一般的には以下が必要書類です。

  • 申請書
  • 申請料金 *郵送の場合は小切手払い
  • アポスティーユ付戸籍謄本
  • アポスティーユ付改製原戸籍
  • フランスの役所が発行した必要書類のリスト
  • パスポート *郵送の場合は原本は送らずコピーを送ること
  • 郵送の場合は返信用封筒 *配達記録などを利用

私の場合、諸事情により急ぎの対応をお願いしたこと、最速の郵送方法を選択したこともあり数日後には各種証明書が自宅に届きました。

次回はフランスの市庁へ提出する書類と手続きについてです。