お湯が無くなるってどういうことよ?!
シャワーからお湯が出ない!!
フランスに来て驚いたこと、それはお湯のシステム…分りやすく言うと、お湯が蛇口から出てくるまでの経緯の違い。
日本ではお湯の蛇口をひねれば、いつでもいくらでもお湯が出てきますよね。これってガス給湯器のおかげなのかな?!あまり考えたことなかったんですが、まぁお湯の量に限界はないわけです。
フランス(?全土ではないかもしれないけど)ではお湯はタンクに貯められているケースが多いみたいです。タンク内の水は自動的に電気で温められお湯になります。で、タンクが空になればお湯が出なくなります。
この温められるタイミングは電気代の安い時間帯(夜中とか)です。
つまり夜中のうちにお湯を作っておいて、翌日に向けて保温状態にしておく、というわけです。
もちろんこのタンクは十分な大きさですが、運が悪いとお湯がなくなるという状況に出くわします。
例えば、冬場のヴァカンス(クリスマスとか新年とか)に家族がみんな家に集まって、続けざまにガンガンシャワーを浴びる場合。うっかり出遅れてシャワーを浴びると
①あれ?なんかシャワーぬるいなぁ
↓
②もっと温度を上げよう!
↓
③あれ?またぬるくなった?!
↓
④もっと温度を上げよう!
↓
⑤ん?これ、マックスじゃね?!これ以上温度上がらなくね?!
↓
⑥やばい!水になっちゃう!
という状況に陥ります。
⑥のような状況でシャンプーの途中だと地獄です。
まぁ③あたりで気付けば、がむしゃらに急げば水浴びになることは避けられます。
あるいは、
一人暮らしのアパートに沢山の人が集まって、鼻歌混じりでのんびりシャワーを浴びる家主+周りと話が盛り上がり、だらだらとお湯で食器を洗うゲスト、みたいなコンビネーションも良くないです。
上記以外でも、ちょいちょいお湯がなくなることがあるんですけどね。
このようにお湯をタンクに貯める方式がフランス全土で共通していることなのかどうかは分りかねるのですが、とりあえずスイッチをポチっと押せばお湯は出る、という日本生活からすると不便を感じます。
まぁこの不便さもすぐに慣れるんですけど、毎日バスタブにお湯を貯めてゆっくり浸かるってのは厳しいでしょうね笑