フランス式ディナーの定義

家族で取る食事

ご飯ですよー

フランスでは、食事の時間は家族にとってとても大切なものです。
食事をしながらその日の出来事を報告し合います。
お母さんが友達と外出していて帰りが遅くなる。
お父さんが仕事で遅くなる。
息子がバイトで遅くなる。
娘が友達と外出していて遅くなる。
いかなる理由であれ、家族は外出している者を待ちます。

こんなこと、私の実家ではまずあり得なかったなぁ。
食事の時間はだいたい決まっているから、その時間帯に居なければ、居る人だけで先に食べるし、お腹が空いてどうしようもない人は、先に食事を始めたりしてました。

そもそもフランス人の夕食は遅い。20時に夕飯が始まると、今夜は夕飯が早いな、と感じます。
だいたいが20時半から21時の間に食べ始めることが多いです。でもお昼は普通に12時から13時の間くらいで食べているので、正直21時には超お腹ぺこぺこ。
で、勢いよく夕飯を頂いて、速攻寝る。
・・・体に悪そ:(

なので、当初はこの慣れない習慣に違和感を感じていたんですが、徐々にその真意が見えてきました。
夕飯時の会話を通して、パートナーとコミュニケーションを取ることってすごい大切!
ここでしっかりコミュニケーションが取れていると、家庭円満傾向が高い!と思えてきました。

フランスはだいたいの家庭が共働きです。
お母さんは普通に外で仕事をしています。
なので、夕飯だけでも家族全員がしっかり向き合って、自分たちの近況を報告し合うというのは、意味のあることなんだなと思います。

事実、フランスでは夕食を家族と取ることは、子供たちの健康に良いとされている記事がありました。それによると

  • 両親と夕食を取る子供は、取らない子供より肥満のリスクが30%減少する。
  • 両親との会話の中で子供たちは様々な言葉を学び、ボキャブラリーが増える。
  • 自分のその日の出来事などをきちんと報告することにより、子供は精神的にも健全になり、学校でいじめのターゲットになる可能性が減る。

と言うことです。

とは言え、やはり日本では難しいですよね。
「もうすぐ食事の時間だから帰るね、お疲れ様!」
なんて、フランス人だから出来ること。
日本人が上司や取引先を横目に「おっと失礼、もうディナーの時間だ。お先に失礼します!」なんて言えるわけがない笑。