復活祭
2015年4月5日は復活祭です。
日本ではまだ定着していないこのイベントですが、西欧諸国ではクリスマスくらい大きなイベントです。
そもそも、この復活祭とは「十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭」(Wikipediaより)ということで、宗教的なイベントです。
ちなみにこちらでは、この復活祭の日をフランス語では【Pâques(パック)】と言います。
復活祭の日にちは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と定められており、今年は4月5日がその日に当たります。
その昔、復活祭の週は丸々お休みだったのですが、いつの頃からか復活祭翌日の月曜日のみが祝日と定められました。
その代わりと言ってはなんですが、昨今この復活祭の翌週から翌々週にかけて1週間から2週間のバカンスがあり、イースターバカンスと呼ばれ、学生だけでなく多くの会社がお休みになります。
では、フランスでは実際どのようなことをするかと言いますと、母親が卵型のチョコレートを庭に隠し、それを子供たちが探し、探しあてたチョコレートを美味しく頂きます。
この庭から卵を探し出します。本日は8個の卵が隠されています。
そんなわけで【復活祭=チョコレートを食べる日】ということで、町中に卵型や可愛らしいデコレーションを施されたチョコレートが溢れます。
またこのチョコレート探し、実際にやってみると結構面白く、これは子供はさぞ喜ぶだろうなと思います。
まだまだ日本では馴染みの薄いイベントですが、今後少しずつ定着していくのではないでしょうか。